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大学受験地理B 勉強法・オススメ参考書

地理の特徴と勉強法

系統地理と地誌

大きく分けて、系統地理と地誌に分けられます。

系統地理は、地形、気候、植生、産業などの観点から扱います。

逆に地誌は、アジアや北アメリカなど地域ごとの観点からとらえる分野です。

センター試験では全体の7割り以上が系統地理です。

系統地理

系統地理は気候・地形・植生・生産物などの自然と、人種や産業・宗教といった人間の生活などを扱っていきます。

いろいろ覚えることになりますがなぜそうなるのかは常に考えておくことが必要です。まあこれはどの科目でもそうです。

地誌

まず系統地理を学んでから地誌を学びましょう。

地誌に関しては、各地域、各国の産業や生産物などを覚えていくことになります。

系統地理をしっかりと学んでいたのであれば、基本暗記ゲーです。

高得点を狙うのであればそれなりに細かいところまで覚えなければいけません。

それでも、世界史なんかと比べたらずっと楽です。

ただしっかりと系統地理で学んだことと結びつけながらやっていく必要があります。

暗記量は少ない

社会系の科目の中では最も暗記量が少ない科目ですし、世界史や日本史と比べれば必要な労力もだいぶ少ないです。

どちらかというと理科に近い科目です。

地学なんかと近いんじゃないでしょうか。

論理的な思考が求められるとかナントカよく言われていますが、別に受験レベルであれば大したことはないのでおすすめ科目です。

社会系の科目の中では一番少ない労力で高得点が取れます。

かなり割りがいい科目です。

世界史や日本史の半分くらいの労力でいけるんじゃないでしょうか。

というか世界史はほんとに大変ですので、ある程度覚悟して臨んだ方がいいです。

ただ満点をとるのは結構大変ですので、まあどの科目でもそうですが9割くらいを目標にやっていくのがいいと思います。

暗記だけでは点が取れない

暗記だけでは高得点を取るのは難しいです。

しっかりと何でそうなるのかを理解しておく必要があります。

まずは系統地理の基本的な知識と考え方をしっかりと身に着けておきましょう。

過去問は早めに

どの科目でもそうですが、過去問はできるだけ早めにはじめて、センター試験や各大学の傾向をつかんでおく必要があります。

取っておく必要は全くないと思います。

独学は十分可能

独学がしやすい科目です。

社会系の中で一番独学しやすいんじゃないでしょうか。

かなりやりやすいので、独学でやっちゃうのもいいと思います。

世界史や日本史と比べればはるかに楽です。

暗記量が少ないってのはやっぱりいいですね。

普通に参考書を読めば十分理解できるはずですので、特に授業とかなくても何とかなってしまいます。

センターの傾向

センター試験は地理は平均点はだいたい60点くらいです。ちゃんと対策をとれば八割は取れる科目です。

2018年
・第1問:世界の自然環境と自然災害
・第2問:資源と環境
・第3問:生活文化と都市
・第4問:西アジアとその周辺地域
・第5問:ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの比較
・第6問:地域調査(岐阜県高山市)
2017年
・第1問:世界の自然環境と自然災害
・第2問:資源と環境
・第3問:都市・村落、生活文化
・第4問:中国
・第5問:スペイン、ドイツ
・第6問:地域調査(長野県壱岐島)
2016年
・第1問:世界の自然環境と自然災害
・第2問:世界の工業
・第3問:都市・村落と生活文化
・第4問:ヨーロッパ
・第5問:インド・南アフリカ共和国
・第6問:地域調査(岩手県北上市)
2015年
・第1問:世界の自然環境と自然災害
・第2問:世界の農業
・第3問:都市・村落
・第4問:南アメリカ
・第5問:現代世界の諸課題
・第6問:地域調査(北海道富良野市)

毎年そこまで傾向は変わりません。

自分が得意なところから解いていけばいいと思います。

おすすめ参考書

村瀬の地理Bをはじめからていねいに

村瀬の地理Bをはじめからていねいに 地誌編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)

村瀬の地理Bをはじめからていねいに 地誌編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)

村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)

村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)

まずレイアウトが素晴らしい。レイアウトで読みやすさはかどり具合が大きく変わります。この本は本当に読みやすいです。

図も多く文章も分かりやすいので地理初心者はまずこれを読みましょう。

センセイの話を授業で聞くよりこの本読んだ方がいいと思います。

受験だけでなく大人が地理を学ぶのにももってこいです。

本当に素晴らしい本です。これから地理を学び始める人は迷わずこの本を読みましょう。




山岡の地理B教室

山岡の地理B教室 PARTI (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

山岡の地理B教室 PARTI (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

山岡の地理B教室 PARTII (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)

山岡の地理B教室 PARTII (東進ブックス―気鋭の講師シリーズ)


すらすら読めて分かりやすいです。村瀬氏の本と一緒に読むといいと思います。

高校の参考書をなめてはいけません。これから地理を学ぼうとするすべての人にお勧めできます。

分量は世界史や日本史と比べるとかなり少ないので早いペースで何回も周回しましょう。

一週間で読めますので独学にももってこいです。

学校の授業が分かりにくいなあと思ったら、授業なんて聞かずに本を読みましょう。実際、大人になったら情報源はほとんど文字から得ることになるので本で自力でものを学ぶ能力をつけておいた方がその先の人生いきやすくなります。多分。




村瀬氏と山岡氏の本を読んだあとに過去問をやりこめば受験は乗りきれます。

地理はあんまり時間をかけすぎずにしっかりと必要な点数をとる戦略がいいと思います。

受験はそういうゲームだと割りきりましょう。何でこんなことやってるんだろうと考えても、お国がそう決めたからという結論にしかならないので。

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