大学受験 生物基礎・生物 勉強法・オススメ参考書とかまとめてみた
生物は重い科目ですが選ぶ価値のある科目でもあります。しっかりと対策すればちゃんと点数がとれる科目でもあります。
高校生物・生物基礎の特徴と勉強法、おすすめ参考書をまとめてみようと思います。
生物の特徴
暗記科目
覚えることがたくさんあります。
The 暗記科目なのでなるべく早めに対策をしないと試験日に間に合わないという事件が発生します。
勘であんまり点が取れる科目ではないので、覚えるべきことをしっかりと覚えなくては行けません。
逆に計算問題は簡単ですのでそっちが苦手な人にとってはいい科目です。
比較的、理解しやすい科目ですので暗記が得意な人にはいい科目。
生物は計画的にやる必要がある
量が多いので計画的にやらないと試験に間に合わないということがよく起こります。
それはすごくもったいないのでしっかりと早めの対策をしておく必要があります。
具体的には11月くらいにはある程度センターなら解けるぐらいにしておきたいところです。
生物基礎は簡単
生物基礎は簡単です。正直非常に簡単です。
文系の人は少し時間をかければちゃんと点数をとれるので、捨てたりしないように。捨てるのはすごくもったいないです。
一ヶ月もあればなんとかなってしまいます。
ただホントに一ヶ月前にから始めるのはさすがにおすすめしませんが。
将来役立つ
現在は生命科学やバイオテクノロジーなどの知識が非常に重要な時代ですので、大学生や大人になってからも高校レベルの生物学から勉強し直そうと思い至る人はたくさんいるはずです。大学でも生物系はもちろん医療系や看護系、情報系等でも生物の知識が必要になることもあります。
ですのでしっかりと高校生のうちから頭にいれておいた方がいいと思います。
バイオテクノロジーは21世紀で最も社会に影響を与えるとまで言われていますし、人間の身体の色々なところを制御できるようになれば、人類に大きな良い影響を与えると思われます。疫病対策だったり、老化防止だったり身体障害の改善であったりガンが治せたりとか。もちろんその分悪用も可能になってしまうのでしょうが。
独学は可能だけど、、、
可能ですが、覚えることが大変なので労力はかかります。
ネットで無料でみれる動画を利用するのがいいとおもいます。
特に、学校の授業が分かりにくかったり、高校卒業後生物を学ぼうと思ってテキストを読んでもなかなか理解できないという方は動画を積極的に利用しましょう。
家庭教師のトライ
家庭教師のトライは高校で学ぶほとんどの分野の動画を公開しており、これが私が高校生の頃にあればどれだけよかったかと何度も思うぐらい解りやすいですし、初心者が学び始めるにはものすごく良くできています。
まず生物基礎をみてから生物をみれば知っておくべきことはほとんど網羅できます。
内容は基本的で分かりやすく、これをみた後であれ、大学受験用の参考書を読んでも理解できるはずですし、大学以降のより発展的な学習にも大きな助けになります。
高校レベルの知識がないと、大学以降の生物系のテキストを読んでも理解は難しいです。
まずはしっかりと高校レベルの生物を学ぶ必要があります。
矢口ハッピー
高校 生物 クエン酸回路(呼吸の第2ステップ) citric acid cycle (respiration②) with subtitles
網羅はしていませんが、よく躓くポイントを分かりやすく解説しているので、参考になるところはあると思います。
まあ家庭教師のトライの方が良くできているので基本的には家庭教師のトライをみるのをおすすめします。
本格的に学ぶ価値のある分野です。
それに、高校レベルの生物の知識はその先ずっと重要なので馬鹿にせずにしっかりと学びましょう。個人的には高校で学ぶもののなかで、英語と生物、化学、数学はその先にも使える知識だと思います。
大学の分子生物学の動画もあるので高校生物をやった後に是非みてください。
黒田裕樹の生物学講義〜分子生物学第1回『成体を構成する物質』
こういう動画を見てみると高校でやる内容が大学いこうでも大事なんだなあとよくわかると思います。時間的な余裕があるなら是非見てください。
大学によって問題の出方がかなり変わる
大学によってどういう問題が出るのかがかなり変わる科目ですので、徹底的に過去問研究する必要があります。
早めに過去問を読んで傾向を把握する必要があります。
ただ点数をとりやすい科目ではあるのでしっかりと稼ぎましょう。
勉強法
王道の勉強パターンでいいと思います。
まずは授業を理解する
どの科目も同じです。授業がめちゃくちゃ分かりにくいとかじゃない場合はちゃんと聞いて理解しておいた方がのちのちすごく楽になります。
授業がクソ or 選択しなかった、ちゃんと聞いてなかったという人は上に上げた動画を参考にすればなんの問題もないと思います。
今はネット上に分かりやすい動画がたくさんあるので積極的に利用した方がいいです。
本当にいい時代です。
参考書を理解する
基本的な内容の参考書を読み込みましょう。何周でもしましょう。
教科書より予備校の参考書の方が多くの人にとっては理解しやすいと思います。
まず基本的なことを理解したあとに一応お国の検定が通った教科書も読んでおいた方がいいです。
問題集・過去問をちゃんとやる
もちろん過去問優先です。
最悪時間がない場合は過去問だけでもやっておきましょう。
できるだけ色んな問題を何回もやって知識を定着させましょう。
ただ高得点を狙うならやはり問題集も何冊かやっておきたいところです。
生物を国立二次で使うならそれようの対策をしっかりとしなければ行けません。
おすすめ参考書
まずは生物基礎
生物基礎 東京書籍
改訂 生物基礎 [2東書/生基311] 文部科学省検定済教科書
- 作者: 浅島誠 他
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2017
- メディア: テキスト
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いわゆる教科書です。
高校で指定されている教科書があればそれで十分ですが、検定教科書をひとつは読んでおいた方がいいと思います。
参考書の方が分かりやすいですが、大学以降にこういう文体の本をたくさん読むはめになるので、なれておいた方がいいです。
田部の生物基礎をはじめからていねいに
田部の生物基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 名人の授業)
- 作者: 田部眞哉
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本
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漫画や図解も多くて大変わかりやすいです。
独学で十分理解できます。学校で教わるのがとてつもなく時間の無駄に思えてきます。それぐらいわかりやすいです。
初めて生物を学ぶという人にイチオシの参考書です。
これと過去問だけでもそれなりの点数はとれると思います。
自信をもってお勧めできます。
宇宙一わかりやすい高校生物
- 作者: 船登惟希
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2018/03/29
- メディア: Kindle版
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分かりやすさは本当にトップクラスです。
書籍タイトルもあながち嘘ではないですが、結構分量があるのである程度の根気は必要です。
左半分が説明、右半分が図となっていてイラストが多いので理解はしやすいです。
あと内容は生物基礎です。生物ではないので間違えないように。
センターはこれだけ! 大森徹の生物基礎
- 作者: 大森徹
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2014/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常に分かりやすいです。独学でもできるくらい分かりやすいですので、初学者も安心して使えます。
内容的にもセンターの生物基礎でしっかりと点をとれるぐらいで、すごくちょうどいいです。
値段も安いのでコスパすごくいいです。
すごく薄いのですぐに読み終わりますし最高です。
短期間で何周もすることができます。
解決!センター 生物基礎
- 作者: Z会出版編集部
- 出版社/メーカー: Z会
- 発売日: 2015/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Z会のセンター用のテキストです。
カラフルな図が使われておりすごく見やすいです。レイアウトもいい方だと思います。
すごく読みやすいですし。
内容もしっかりと8割は安定しとれるくらいのレベルです。
センター試験生物基礎の点数が面白いほどとれる本
- 作者: 大堀求
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/17
- メディア: 単行本
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改訂されて用語もちゃんと対応されています。
なぜそうなるのかがちゃんと書かれているので、わからなくて挫折することはほとんどないです。
400ページ近くあるので少し時間がかかりますが、見た目ほどではないです。
あとは過去問をやり込めば生物基礎は大丈夫です。
続いて生物
生物 東京書籍
改訂 生物 [2 東書 生物 306] 高校教科書 文部科学省検定済教科書
- 発売日: 2018
- メディア: テキスト
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教科書です。
別にどこ出版でもいいと思いますが、一冊は読んでおく必要があります。
こういう文体にも早めになれましょう。
視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録
- 作者: 鈴木孝仁,数研出版編集部
- 出版社/メーカー: 数研出版
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: 大型本
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資料集的な使い方ができる本です。
いろいろ面白い情報がかかれていますし、大学いこうでも結構使えちゃいます。
写真でしっかりと見ておいた方が頭に残りますし、受験勉強がだれてきたときに休憩がてらに読むといいです。
普通に見てて面白いのであんまり勉強してる感じはありません、というかむしろ楽しい。
理解しやすい生物
理解しやすい生物 生物基礎収録版 (理解しやすい 新課程版)
- 作者: 水野丈夫;浅島誠
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
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生物基礎も収録されているので初学者にも有益です。
ただ500ページ以上あって結構根気が必要です。
ある程度時間がかかるので、しっかりと計画的に学習を進めましょう。
若干、暗記よりというか、うまくまとまっているのを効率よく覚えるためのテキストといった感じです。
短期攻略センター生物
- 作者: 佐野恵美子
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 2016/12/01
- メディア: 単行本
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センター試験用のテキストです。
マークシート対策としてはかなり良書です。
200ページぐらいなので結構短期間でできます。
これを何周かすればセンター試験はまあなんとかなってしまいます。
ただ本当に基本的なところはわかっていることが前提なので注意。
生物合格77講
- 作者: 田部眞哉
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2017/03/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ボリュームがすごくて分厚いですが、難点はそこだけでそれ以外は非常に良くできています。
はじめからていねいにと同じ著者です。ですのはじめからていねいにと同じくらいわかりやすいです。
この本は生物基礎と生物が合わさっているのでこっちの方が詳しいです。
生物基礎も扱っていますが、個人的には、はじめからていねいにを読んだあとにこの本を読むのがいいと思います。
受験で生物をやるならこの二冊がもってこいです。
大森徹の最強講義117講 生物
- 作者: 大森徹
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2015/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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よくまとまっていて、内容はいいです。網羅率もいいです。ただ初学者向けではないので要注意。
一度生物を勉強した人が読むにはもってこいですが、初学者がこれで独学するのはかなり厳しいと思いますので、カッコつけずに初学者向けのはじめからていねいにを読みましょう。
カッコつけて理解できてないのに無理矢理読み進めるのが1番時間の無駄です。
高得点が必要だったり、生物の試験が難しいところを目指すのであれば是非読みましょう。
センター過去問
センター試験過去問研究 生物 (2019年版センター赤本シリーズ)
- 作者: 教学社編集部
- 出版社/メーカー: 教学社
- 発売日: 2018/04/17
- メディア: 単行本
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過去問はこれしかないでしょう。
まあ、河合出版でもいいんですが。
大学入試センター試験過去問レビュー生物基礎・生物 2019 (河合塾シリーズ)
- 作者: 河合出版編集部
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: 単行本
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どちらかはやりましょう。
センター試験は過去問をちゃんとやってなれておくことが大事です。
解説もちゃんと読み込んでおく必要があります。
過去問はできるだけ早めに初めてやり込みましょう。とっておく必要は全くありません。
私大や二次試験で使う場合はできるだけ早めにその大学の過去問を解いておいた方がいいです。なるべく早めにどういう問題が出てくるのかを押さえておきましょう。
最後に
生命科学、遺伝子工学、バイオテクノロジーなど生物係の分野はこれから大きな発展を遂げて情報革命と同じくらい社会を大きく変えるのではないかと言われています。生物学について知っていたらその後の人生が大きく変わる可能性もあります。
そういう将来性にある科目ですので真剣にやっておきましょう。
他の科目は以下を参考にしてください。
www.neuralsparrow.com
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