ビットコインの総発行量を求めるスクリプト
ビットコインの発行量は時間とともに少なくなっていきます。
新しいビットコインはマイニングの報酬という形で生成されます。
210000ブロックごと、およそ4年ごとに発行量は半減されていきます。
以下のスクリプト(Python2)で総発行量を求めてみます。
# マイニングの報酬 (BTC) reward = 50 # 210000ブロックごとに報酬は半減 # 1*6*24*365*4=210240 # 上の計算から約4年とわかる interval = 210000 def max_money(): # 50 BTC = 50 * 10**8 satoshi current_reward = 50 * 10**8 total = 0 while current_reward > 0: total += interval * current_reward current_reward /= 2 return total # Python3の場合 print(" ")とします。 # Python2 3 でおそらく結果が少し変わります。 print "ビットコインの総発行量は :", max_money(), " Satoshis です"
結果は、
ビットコインの総発行量は : 209999999769000 Satoshis です
となるはずです。
この計算により、ビットコインの総発行量はおよそ2100万bitcoin であることがわかります。
ビットコインは発行量が減少していくので、インフレは起こらず、デフレになるはずです。
ビットコインのデフレ的傾向について議論するには、マクロ経済の知識が必要になるので、暗号通貨に取り組むなら、経済の勉強も必須となります。