【2019】メモリの選び方
メモリはいろいろなものがあり、選ぶ際に結構悩んだりします。
規格
現在一般的に使われているのは、DIMMです。
DIMMが普及する前までは、SIMMモジュールが使われていたりしました。
DIMMの中でもいくつかデータレートによって種類があって、
SDR(シングル)、DDR(ダブル)、QDR(クアッド)があります。
SDRは1クロックで1回
DDRは1クロックで2回
QDRは1クロックで4回
のデータを入出力できる
メインメモリではDDRが使われます。
DDRモジュールは、DDR~DDR4まであります。
それぞれ互換性はなく、数字が大きくなるほどクロックに対するデータ転送速度は速くなります。つまりは性能が良くなります。
最近のCPUを買うのでればDDR4ですが、古いCPUでパソコンを組むときは注意が必要です。
バスクロック | メモリクロック | データ転送レート | ||
DDR | 2000年 | 100~200MHz | 100~200MHz | 200~400MT/s |
DDR2 | 2003 | 200~533MHz | 100~267MHz | 400~1067MT/s |
DDR3 | 2007 | 400~1069MHz | 100~267MHz | 800~2133MT/s |
DDR4 | 2014 | 1067~2133MHz | 267~533MHz | 2133~4267MT/s |
DDR5 | 2019? | 2133~4267? | 267~533MHz? | 4267~8533MT/s? |
DDR4
IntelのSkyLake以降 AMDのRyzenなど
DDR3
Intel Core 2 Duo や AMD phenom など
DDRやDDR2は今使うことはそうそうないはずです。
速度
メモリのデータ転送速度はどこまで重要なのか。
これはソフトによってかなり変わってきます。
ほとんど差が出ないアプリもありますし、大きく差が出るものもあります。
もちろん高クロックメモリの方がいいことは間違いないですが、その分、かなり費用も高くなるので、結局はお財布と相談して決めることになります。
ざっくりまとめてしまうと。
高いクロックのメモリを買うべき人
メモリの影響を受けやすいソフトを使う人
Ryzenユーザー
Adobeのソフト
マルチGPU
仮想通貨のマイニング
お金がある人
こんな感じです。
結局のところはお金があるなら、高クロックのものを買えばいいと思います。
容量
Windows10を前提しています。
最低でも4GBは必要です。ただ4GBではちょっと足らないと思いますので。
4GBだとOS起動して、ブラウザで検索するだけで精一杯です。
8GB以上がおすすめです。
動画や写真,画像編集とかをするのであれば
できれば16GBはほしいところです。
16GBあれば困ることはそんなにないはずです。
お金に余裕があるのであれば32GB用意するといいと思います。
やっぱり、結局のところはお金です。自分の資金力次第ですね。
メモリが増設できないノートパソコンとかを買う場合は注意しましょう。
迷ったら16GBがおすすめです。